ベンチャー企業やスタートアップ企業は、新技術や新しい考え方を取り入れていることから、若手の転職先として人気を集めています。
しかしいざベンチャー企業を検索しようとしても、企業数が多くどこから探していいのか判断がつかないこともあるでしょう。
そこで活躍するのが、ベンチャー企業の求人を取り扱う転職サイト・エージェントです。
今回はベンチャー・スタートアップ企業の求人を取り扱う転職サイト・エージェントや、転職時のポイントまで徹底的に解説していきます。
サービス名 | doda | ビズリーチ | レバテックキャリア | キャリトレ | マイナビエージェント | JAIC | Green | Forkwell Scout(フォークウェルスカウト) | IT転職ナビ | プロコミット | アマテラス | ギークリー | マイナビジョブ20’s | GoodfindCareer | ウズキャリ |
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公開求人数 | 12,417件 | 95,000件以上 | 約10,000件 | 非公開 | 34,000件以上 | 非公開 | 31,079件 | 約1,500件 | 69,223件 | 非公開 | 非公開 | 17,199 件 | 3,892件 | 非公開 | 非公開 |
非公開求人数 | 70,000件以上 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 80%以上 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
対象年代 | 20代後半~40代 | 20代後半~40代 | 20代~40代 | 20代~40代 | 20代後半~30代 | 20代~30代 | 20代後半~40代 | 20代後半~40代 | 20代後半~30代 | 20代後半~30代 | 20代後半~40代 | 20代~40代 | 20代 | 20代後半~40代 | 20代~30代 |
対応エリア | 全国 | 全国(海外もOK) | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
得意分野 | 全職種 | ハイクラス・外資系 | IT関連の技術職 | 業界問わず全般 | 全職種 | 全職種 | IT系 | ITエンジニアに特化 | IT系 | ベンチャー企業 | ベンチャー企業 | IT系 | 全職種 | ベンチャー・スタートアップ | 全職種 |
スカウト機能 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × | × | × |
日程調整 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
面接対策 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
年収交渉 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
こだわり検索 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
ベンチャー・スタートアップおすすめ転職エージェント【総合ランキング】
ベンチャー・スタートアップに転職するのであれば、専門的なサポートの受けられる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ベンチャー企業はそれぞれ規模が異なるほか、企業風土も異なりますので事前の情報収集と、適切な天職サポートが必要です。
以下では国内の転職エージェントの中から、ベンチャー企業転職におすすめの転職エージェントを紹介していきます。
doda(デューダ)│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職エージェント 1位
- 中小企業・ベンチャーの求人を多数掲載
- 書類選考・面接対策まで幅広くサポート
- doda独占求人や非公開求人を紹介してもらえる
dodaは大手の転職エージェントで、求人数も最大級を誇ります。
募集をしている企業も大手企業はもちろん、中小企業からベンチャー企業まで、幅広い求人をそろえています。
また地方での転職にも強く、日本全国で転職を支援してくれます。
もちろん書類選考に関しての具体的なサポートから、面接での対応の仕方など、転職に関係するあらゆるサポートを受けることがでるため、転職に不安を感じている方にはおすすめです。
また非公開求人の数も多いので、dodaに登録しないと分からない優良企業の求人も探すことができます。
そのため転職活動をサポートしてくれて、非公開の求人の中から自分の希望通りの求人を探したい方に、dodaはおすすめです。
ビズリーチ│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職エージェント 2位
- 年収600万円~1000万円の求人多数
- 専門性の高いヘッドハンターが対応してくれる
- ベンチャーの管理職求人がある可能性も
ベンチャー企業への転職で、管理職やスペシャリスト職など、ハイクラス求人を探すならビズリーチがおすすめです。
ビズリーチは年収600万円以上をメインとした、ハイクラスの求人を紹介しており、ベンチャー企業であれば管理職や役員候補の求人も多く紹介されています。
現時点である程度の年収がなければ、なかなか求人を紹介してもらえませんが、ある程度の実績を積んだ人のキャリアアップにおすすめです。
レバテックキャリア│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職エージェント 3位
- IT・エンジニアに特化した転職サイト・エージェント
- 若手向けからハイクラス求人まで幅広く掲載
- 非公開求人を多数掲載している
レバテックキャリアは、エンジニアやIT・WEB業界の転職に特化した転職エージェントです。
技術職に詳しいコンサルタントが転職をサポートするので、正確な市場価値を元におすすめの求人を紹介してくれます。
ベンチャー企業の求人も多く、若手向けからハイクラス向け求人まで、幅広く対応しているのが特徴です。
重要なポジションの非公開求人も多く紹介しているので、転職でキャリアアップを狙うエンジニアにもおすすめです。
マイナビエージェント│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職エージェント 4位
- ベンチャー・中小企業の求人を多数掲載している
- 初めての転職活動でも安心の高いサポート力
- 独占求人が多いので他では出会えない求人に出会えるかも
マイナビエージェントは、総合転職支援サイトです。
求人数は他の大手の転職サイトよりは若干少なく、主に中小企業をメインに求人をそろえています。
また求職者の登録も少ないので、それをデメリットに感じる方もいるかも知れませんが、実際は一人ひとりの求職者をしっかりとサポートしてくれるため、利用した方の評判は高いです。
丁寧な対応で転職を支援してくれるため、ひとりでの転職に不安だったり、初めての転職でどうしたらいいのか分からない方におすすめです。
また、独占求人が多いのも特徴で、マイナビエージェントにしかない求人も多く扱っているので、他の転職サイトで良い求人を見つけることができなかった方にも、おすすめの転職サイトです。
JAIC│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職エージェント 5位
- 大手から中小企業まで幅広い求人を取り扱っている
- 研修制度で社会人経験がない人でも安心
- フリーター・既卒の転職支援実績多数
JAICは大手から中小企業まで、様々な業種との太いパイプを持っていて、年齢層も20代を中心として営業職を中心に転職をサポートしてくれます。
特に研修に力を入れていて、2週間の研修期間があり、社会人経験のない人や営業系での転職を考えている方には、社会人としての基本的な挨拶や、ビジネスマナーなどのノウハウをしっかりと学ぶことができます。
また転職サイトによっては利用を断られて、求人を紹介してくれないこともありますが、JAICではどんな条件の人でも求人を紹介してくれます。
そのためフリーターや転職に自信がない人、他の転職サイトの利用を断られた方や営業系での正社員を目指している方におすすめする転職サイトです。
ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト【総合ランキング】
ベンチャー・スタートアップに転職する際には転職エージェントの利用がおすすめです。
しかし転職エージェントでは見つからない求人もマークしておくことで、応募先の選択肢を増やすことが可能です。
転職サイトでは設定した条件に合わせて自由に求人を検索できるので、登録しておいて損はありません。
以下ではベンチャー・スタートアップ企業の転職におすすめの転職サイトを紹介していきます。
Green│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 1位
- IT・WEB業界に強みを持つ転職サイト・エージェント
- 求人のレコメンド機能が便利
- 企業からスカウトを受け取れる機能もある
GreenはインターネットやIT、WEB業界を専門にした転職サイトです。
求人の数も数千件以上あるため、この業界での転職を考えている方におすすめです。
しかしそれ以外の業種での求人はほとんどないため、他の業界での転職を考えている方には向きません。
特徴は自分の気になる求人を見ていると、それを元にして似たような求人を紹介してくれます。
そのため気になる求人を探しやすく、無駄な手間を省くことができます。
この機能は求人を閲覧するほどに制度が上がっていくため、求職者にとっては有難い機能です。
またスカウト機能があるため、企業側からアプローチをされることもあり、自分の条件にあった求人を探しやすくなるため、転職活動が楽になります。
Forkwell Scout(フォークウェルスカウト)│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 2位
- 経験を活かして企業からのスカウトを受け取れる
- 自分のスキルに見合った企業と出会える
- マイペースに転職活動をすすめられる
Forkwell Scoutは、自分のプロフィールを公開して興味を持った企業がスカウトするシステムです。
そのため自分で応募する転職サイトとは少し違います。またよくある転職サイトの一斉送信のスカウトメールではなく、本当に興味を持った人にだけメールを送るので、無駄なメールを受け取ることはありません。
実際にスカウトメールを受けると、面接を受けるのか、とりあえず話を聞くだけにするのかなどを選ぶことができます。
もちろんスカウトメールがきても、興味が無ければ断ればいいので基本的にはメールを待つだけです。
Forkwell Scoutは、転職活動にあまり時間を使えない方や、企業側からのアプローチを待ちたい方などにおすすめする転職サイトです。
IT転職ナビ│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 3位
- IT系のベンチャー企業の求人が多数
- 専門分野に特化した求人が掲載
- 他のサイトで見つからなかった求人が見つかる
IT転職ナビは、SEやウェブサイト制作、ウェブマーケティングといったIT業界に強い転職サイトです。
専門分野に特化した転職サイトのため、それ以外の業種の求人が少ないです。
そのため、エンジニアやクリエイターでの転職を考えている方に、おすすめする転職サイトです。
またIT業界の求人数も国内でトップクラスのため、他の転職サイトで納得のいく求人を探せなかった場合でも、IT転職ナビなら専門性が高いので、満足のいく求人を探し出すことができます。
IT転職ナビは、IT業界に興味がある方や、転職に不安のある方、時間をかけずに転職をしたい方などにおすすめです。
しかも他の転職サイトと同様に、すべて無料で利用することができます。
プロコミット│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 4位
- ハイクラス求人を中心に紹介可能
- 希望条件にマッチングした求人を紹介してくれる
- 転職のサポートも細かく対応してくれる
プロコミットはハイクラスの求人を中心に、転職を支援してくれるサービスを行っていて、求人もベンチャーを始めとして、エグゼクティブ系の求人を多く扱っています。
転職支援をしてくれるコンサルタントも業界に精通していて、高いスキルでサポートをしてくれます。
コンサルタントは的確に求職者の条件と企業をマッチングしてくれて、希望通りの求人を紹介してくれます。
サポートも細かいところまでフォローしてくれるため、転職に不安な方も安心して利用することができます。
またハイクラスの求人の多くは非公開となっており、プロコミットに登録することで、条件の良い求人を知ることができます。
そのため自分のレベルを上げたい方や、実力を試したい方にとってプロコミットはおすすめです。
アマテラス│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 5位
- ベンチャー企業に特化した求人を取り扱っている
- 企業のトップからスカウトをもらうことも可能
- 実績があればプレミアム会員として自分を売り込める
アマテラスはベンチャー企業を中心とした求人サイトで、特に優良な企業を厳選して掲載している特徴があります。
アマテラスに登録すると、相手企業のCEOから直接連絡がありスカウトされることがあります。
よくある転職サイトだと、基本的に採用担当者が連絡することがほとんどですが、アマテラスの場合は企業のトップ自らが連絡することもあります。
また求職者の経験や実績が認められればプレミアム会員になることができて、相手企業のCEOに直接連絡することができるため、自分を売り込むことができます。
そのため、もし自分の経歴に自信がある方や、これから成長するベンチャー企業で自分を試したいと思っている方に、アマテラスはおすすめです。
ギークリー│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 6位
- IT/Web業界の求人を多数取り扱い
- 専門職の求人を多数取り扱い
- 年代問わずで複数の求人を掲載している
ギークリーは、ITやWeb、ソーシャルゲーム業界の求人を多く扱っている特化型の転職エージェントサイトです。
職種としては、システムエンジニアやSE、プログラマーといった求人が中心ですが、それ以外にも経理や人事の求人もあります。
求人内容も専門職のため、優良案件がたくさんあり、収入を上げたい方や自分の実力を試したい方におすすめです。
もちろん非公開求人も数千に及ぶため、ギークリー登録しないとそういった求人を見ることはできません。
募集内容も20代や30代だけでなく、40代の求人もあるため、キャリアのある経験者の転職も可能です。
またサポート体制もしっかりとしているため、求職者と企業とのマッチング力が強く、ギークリーを利用した方の満足度が高い特徴があります。
マイナビジョブ20’s│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 7位
- 20代に特化した転職サイト・エージェント
- 未経験OKの求人も多数掲載
- 大手人材会社マイナビ運営の安心感
マイナビジョブ20’sは株式会社マイナビが運営する、20代により特化した転職エージェントです。
20代のなかには、特筆できる経験がなく転職先に困ることも多いでしょう。
マイナビジョブ20’sで紹介している求人の多くは、未経験OKの求人なので経験がなく不安な方でも安心してサービスを受けられます。
20代の転職ノウハウも多数保有しているので、安心して転職を任せられるでしょう。
Goodfind Career│ベンチャー・スタートアップおすすめ転職サイト 8位
- ベンチャー・スタートアップ求人を専門に取扱っている
- キャリア相談を無料で対応してくれる
- 非公開求人も多数掲載している
GoodfindCareerは150社以上のベンチャー・スタートアップ企業の求人を中心に取り扱っている転職エージェントです。
首都圏の求人をメインに取り扱っているので、主に東京都のベンチャー企業への転職を目指している方におすすめです。
非公開求人も多数掲載しているので、ベンチャーの中でも条件のいい企業を優先して探したい方にも向いているといえます。
転職以外にもキャリア相談に無料で対応してくれるので、気になる方は是非利用を検討してみてください。
ベンチャー・スタートアップ企業の転職に役立つ転職サイト・転職エージェントの選び方
ベンチャー・スタートアップ企業の転職活動で、役立つサービスを見極めるには以下のポイントを踏まえておくと安心です。
- 企業の採用担当・経営者とのコネクションがある
- 業界に特化したサービスである
- ほかの企業規模の求人も紹介してくれる
以下で詳しく解説していきます。
企業の採用担当・経営者とのコネクションがある
ベンチャー・スタートアップ企業転職したいのであれば、企業の採用担当・経営者とのコネクションがある転職サイト・エージェントを選ぶことをおすすめします。
転職サイト・エージェントの中には、企業とのコネクションを多数保有しているところも多いです。
企業内部の情報を教えてもらうこともできるので、事前に企業風土を把握してから転職するかどうか判断できます。
経営者とのコネクションがあることで、求めている人物像の具体的なイメージもつかみやすくなるので、転職すべき企業かどうかの判断も付きやすくなります。
業界に特化したサービスである
業界に特化しているサービスだと、取り扱っている求人に対する知識が豊富であることが多いです。
求人の募集背景から、どんな人材が活躍できるかなど、細かい情報を把握していることもあります。
また業界に特化していることで、専門の転職サポートを受けられるので、挑戦したことのない業界でも安心して転職できるでしょう。
ほかの企業規模の求人も紹介してくれる
ベンチャー・スタートアップ企業の求人だけではなく、ほかの企業規模の求人も紹介してくれるところを活用しましょう。
ほかの企業規模の求人も紹介してくれるところだと、ベンチャーだけではなくほかの選択肢も踏まえたうえで転職先を検討できます。
様々な選択肢を用意しておくことで、本当にベンチャーに転職すべきかが判断がつきやすくなるでしょう。
ベンチャー・スタートアップ企業に転職する4つのメリット
ベンチャー企業への転職というと、周囲から「ブラックだからやめておけ」といわれて不安に感じてしまう方も多いでしょう。
しかしベンチャー企業には大企業や中小企業にはない、みなさんが成長できるポイントがあるのです。
みなさんがベンチャー企業に転職する際のポイントは、以下の通りです。
- 任せてもらえる仕事の範囲が大きい
- 昇進のスピードが同期より早い
- 柔軟な働き方ができる制度が導入されている
- 会社が成長する過程を間近で見られる
以下で詳しく解説していきます。
任せてもらえる仕事の範囲が大きい
ベンチャー企業は皆さんのご存じの通り、1人の社員に対して任せてもらえる仕事の範囲が非常に大きいです。
大企業や中小企業など、トップダウンの型が整っている企業の場合、平社員ができる仕事の範囲が限られています。
そのため運や人脈、細かい部分での評価を上げていき、ステップアップしなければ自分のやってみたい仕事につくことはできません。
一方ベンチャー企業の場合は、社長から自分までの役職の距離が非常に短いため、様々な仕事を振ってもらえます。
仕事量が増えるとどうしてもブラックと考えがちですが、今後昇進を狙っている・年収UPを狙っているなら若いうちに経験を積んでおくことは必要です。
同年代よりも圧倒的にできる仕事の量が変わりますので、今後のキャリアに大きく影響していきます。
昇進のスピードが同期より速い
ベンチャー企業は同期や同年代よりも、昇進のスピードが速いです。
まだできて新しい企業のため、会社内のポストが空いていることが多く、実力次第では同期よりも早く昇進できることも。
役職を20代前半でもらうこともできます。
昇進することで職務経歴書に書ける内容も増えますし、役職手当がもらえることもあります。
同期よりも早く昇進し、キャリアを築いていきたい方は、ぜひ転職を検討してみてください。
柔軟な働き方ができる制度が導入されている
ベンチャー企業は制度が整っていないといわれることが多いですが、働き方の面では柔軟さを重視しているところも多いです。
フレックス制度を導入していたり、会社独自の特殊休暇を導入していることもあります。
一部の歴史の深い企業だと、制度を改革するのにも決断が遅く、新しい風土をうまく築けないことが多いです。
その点ベンチャー企業の場合、意思決定までの時間が短いので柔軟な働き方を導入するまでの流れがスピーディです。
また経営陣の年代も若いので、感性が社員と近く働きやすさを優先した制度の提案も通る可能性が高いのです。
会社が成長する過程を間近で見られる
ベンチャー企業に転職することで、会社が成長する過程を間近で見られるメリットもあります。
規模の大きい企業だと、経営層までの距離が遠すぎて自分の仕事が会社にどんな影響を与えているのかがわかりづらいです。
しかし自分の成果がそのまま会社の利益につながっていく過程がみられるので、会社が成長する過程を肌で実感できるのです。
成果をより実感したい場合は、ベンチャー企業向きであるといえるでしょう。
ベンチャー企業は未経験でも転職できる?
ベンチャー企業は業務未経験でも転職できる可能性が高いです。
確かに一般的にはベンチャー企業は、急速な成長のために経験者の採用を優遇して行うイメージがあります。
業界経験者や、他の有力企業での就業経験があると、優遇されやすくなるのです。
しかし、ベンチャー企業の中には若手を早くから育成して、自社の中で管理側に回そうと考えるところもあります。
求人検索の際に未経験を選択しておくと、未経験者でも採用してくれる転職サイトが見つかる可能性が高くなります。
未経験で転職するなら若いうちが理想的
ベンチャー企業に未経験から転職するのであれば、なるべく20代のうちに転職活動を始めることをおすすめします。
ベンチャー企業は社員の年齢層が平均で20~30で推移しています。
その中で未経験で転職するとなれば、若いうちでないと採用される可能性が低くなってしまいます。
どの企業にも共通することですが、未経験で採用してもらえるのは、ポテンシャルを秘めている20代までです。
ベンチャーに転職したい決意があるなら、若いうちに行動を起こしていきましょう。
メガベンチャーへの転職は難易度が高い
最近話題になっているベンチャーの中でも特に規模の大きいメガベンチャーの場合は、業界経験者でないと採用してもらえない可能性が高いです。
メガベンチャーは新卒採用の枠も狭い他、大学生からの人気も非常に高く、中途採用でも人気は依然高いままです。
業界経験があり、何らかの業務でアピールできる成績がないと、採用してもらえない可能性もあるのです。
転職して後悔するベンチャー企業・スタートアップ企業の特徴
ベンチャー企業転職では、企業選びも重要なポイントです。
ベンチャー企業の中には、労働者の扱いの悪いブラック企業が紛れている場合もあるのです。
せっかくの転職活動で後悔しないためにも、事前にヤバいベンチャー企業の特徴を紹介していきます。
ビジネスモデルに独自性がない
ベンチャー企業は新しい技術やアイデアを元にして会社を運営していきます。
そのビジネスモデルがよくあるサービスだったり、聞いたことがある内容だとベンチャー企業とは言えません。
そのためベンチャー企業で働く場合は、その企業がどんなビジネスモデルを持っているのか、そしてそのビジネスモデルには、独自性があるのかを見極める必要があります。
差別化や専門性、拡張性や再現性といった部分が大きくかかわってくるため、そのビジネスが今後伸びるかどうかが決まります。
逆にあまり新しいことに熱心ではなく、現状維持を目的としている場合は、自分の実力を試して新しいことに挑戦したい人にとっては退屈になります。
研修制度が明確でない
ベンチャー企業のなかでも、研修制度が明確ではない企業は注意が必要です。
ベンチャー企業は一般的な企業とは異なり、社員全体の人数が少ない傾向にあります。
そのため企業の方針によっては研修制度がなく、そのまま速攻実務に移らされることもあるのです。
社会人経験がある程度あれば問題ないのですが、社会人経験が浅い場合研修を受けないと業務に支障が出ることもあるのです。
会社のコーポレートサイトを確認して、研修制度が充実しているかを確認しておきましょう。
コーポレートサイトに顔写真がない
コーポレートサイトとは「その会社が何をしているのか」「どんなサービスをしているのか」を伝えるためのものです。
そのためコーポレートサイトは、企業の顔となるため入念に作りこむ必要があります。
その中でも企業の代表者はもちろん、各事業者の代表の顔写真が無い場合は問題です。
事業内容やサービスについてのことを詳しく伝えるだけでなく、そのサービスをどんな人物が行っているのかを、相手に知ってもらうために顔写真があった方が印象が変わります。
企業の情報を公開することで、信頼性を高めることができるため、ビジネスにおいて主要なことであり、それを疎かにしている企業は信頼性が下がります。
見学の際の雰囲気が悪い
ベンチャー企業に実際に見学に行き、雰囲気が悪いと感じられた場合は、転職すべきかをよく検討することをおすすめします。
企業野雰囲気はどれだけ隠そうとしてもにじみ出てしまうものです。
見学の際の雰囲気が悪いと感じられた場合、転職すべきかを要検討する必要が出てきます。
少しでも違和感を感じたら、本当に転職すべきなのか考え直した方が良いでしょう。
オフィスが汚れている
ベンチャー企業の仕事はハードになることが多く、社内の整理整頓が疎かになることがあります。
しかし作業効率を上げて、新しいアイデアや発想を実現するなら、オフィスは綺麗で整然とした職場環境の方が仕事もしやすくて、人間心理としても働きやすい職場になります。
そのためオフィスが汚れていたり、書類等が散乱している場合は、仕事の効率も下がる可能性があります。
転職後に後悔しないために、成長し続けるベンチャー企業で働きたいなら、オフィスの清潔さも考えて転職をする必要があります。
オフィスが汚れているかどうかは、面接等で判断できるため、転職前に確認することが可能です。
ベンチャー・スタートアップ企業への転職で転職エージェント・転職サイトを活用するポイント
ベンチャー企業への転職で転職エージェント・サイトを利用するポイントは、以下の通りです。
- キャリアアドバイザーに希望条件をはっきり提示する
- キャリアアドバイザーにまかせっきりにしない
- 相性が悪いなら担当者変更
以下で詳しく解説していきます。
キャリアアドバイザーに希望条件をはっきり提示する
ベンチャー企業への転職のために、転職エージェント・サイトを利用するのであれば、きちんとキャリアアドバイザーに希望条件を伝えるようにしましょう。
ベンチャー企業は業界で日々誕生していますので、ただ「ベンチャーに転職したいんですけど」と伝えるのはNG。
どんな企業に転職したいのか、雇用条件は何を希望しているかなど、条件をはっきり提示することを忘れないようにしましょう。
ただし条件を高望みせずに、自分の身の丈に合ったものに設定することを忘れないでください。
余りにも条件が良すぎると、紹介できる求人が0件になることもあり得るので、条件の優先度も同様につけておきましょう。
キャリアアドバイザーにまかせっきりにしない
転職エージェントやサイトを利用する人に多いのが、キャリアアドバイザーにまかせっきりにしている状況です。
ベンチャー企業は企業規模の拡大を狙っている段階が多く、積極性のある人材を求めている傾向にあります。
転職出すら消極的な姿勢を見せていると、キャリアアドバイザーからの信頼を獲得できません。
「あ、この人ベンチャーに行っても大丈夫そうだな」と思わせられるように、転職に熱心な姿勢を見せていきましょう。
目安としては定期的に求人の紹介を依頼する、転職の進捗状況を逐一報告するなどが当てはまります。
面談前に自分で自己分析をしておく
キャリアアドバイザー都の面談前の事前準備も、信頼を獲得するのには重要です。
面談前に自己分析など転職に関連する準備をしておいて、相手に印象付けておきましょう。
自己分析をするときには、転職サイトなどで無料のサービスが提供されているので、積極的に活用してみてください。
相性が悪いなら担当者変更
転職エージェント・サイトの担当者には当たりはずれがあります。
中には皆さんの転職活動のサポートに対して消極的な人もいるかもしれません。
また求人の紹介を依頼しているのに、無視されるなんてこともあるかも。
キャリアアドバイザーは皆さんが運営側に伝えることで、変更が可能です。
万一初めに当たったキャリアアドバイザーに満足できない場合は、変更を依頼してみましょう。
もしも変更が決まずいのであれば、他の転職エージェントを利用することも検討してみましょう。
ベンチャー・スタートアップ企業への転職でよくあるQ&A
ベンチャー企業の転職で多い質問と、その回答をまとめました。
わかりやすくQ&A形式で紹介しているので確認しましょう。
ブラックベンチャーを見極める方法は?
ブラックベンチャーを見極めるチェックポイントは以下があります。
- 大量採用を行なっていないか
- 相談役や顧問のポジションが多くないか
- 過去に炎上したことがないか
- 夢・やりがい・成長などの抽象的な謳い文句がないか
- オフィシャルサイトに経営者の顔写真があるか
時間も体力も無駄にしないように、ブラックベンチャーへの転職を避けましょう。
ベンチャー企業への転職におすすめな転職サイトはどこ?
ベンチャー企業の転職活動におすすめな転職サイトは、dodaです。
dodaは全国の様々な企業の求人を保有しており、企業規模を問わず掲載されています。
ベンチャー企業の求人も多数保有している他、専門のコンサルタントのサポートも付くので、安心して転職活動をすすめられるでしょう。
ベンチャー企業は激務と聞いたのですが本当ですか?
企業によって異なりますが、新規事業や幅広い仕事を任される場合があります。
長い労働時間になることもあるため、激務と感じる人もいるようです。
業務内容によっては、柔軟な対応力が求められるでしょう。
今後発展していくベンチャー企業の特徴は?
市場規模が広くなる可能性が高い業界は、発展が望めます。
10年後も市場規模が活発だと予想できるジャンルを確認するためには、以下に注意してください。
- 年間消費支出金額によるマーケットサイズ
- 競合や参入のハードルの高さ
地方でベンチャー企業はある?
地方のベンチャー企業には、地方創生や過疎化防止の会社が多いです。
住民を巻き込む形でプロジェクトを進めることに、やりがいを感じる人も多いのではないでしょうか。
地域活性化を目指して行う企業に限らず、さまざまな会社があります。
しかし、地方のベンチャーは事業内容次第では雇用が不安定になる可能性があるので注意してください。
ベンチャー・スタートアップ企業への転職はキャリアプランの大きな選択肢の1つ
年収アップを考えているなら、大企業で働くだけでなく、ベンチャー企業も狙い目です。
ベンチャー企業は成長する可能性が高く、今後の状況次第で売り上げを伸ばす可能性を秘めているからです。
しかも大企業と違って、ある程度の実績や経験、やる気で採用されることもあるため、比較的転職しやすいと言えます。
採用後の給与があまりよくなくても、実績や結果を出すことで収入がアップすることがあるため、その点においても大企業よりもチャンスが多くなります。
そのため年収をアップしたくて転職したいなら、大企業などの有名な企業だけでなく、ベンチャー企業を転職先として選択肢に入れてください。