理学療法士(PT)が使える転職サービスはたくさんありますが、「多すぎてどこに登録すべきか分からない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は理学療法士の求人が掲載されているサイト別に、どんな特徴があり、どうオススメできるのかを解説します。
実際に利用した方の口コミも載せていますので、サイト選びの際の参考にしてください。
- 理学療法士・PTおすすめ転職サイト比較【総合ランキング】
- マイナビコメディカル│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 1位
- PTOTSTワーカー│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 2位
- PTOT人材バンク│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 3位
- ジョブメドレー│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 4位
- メドフィット│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 5位
- クリックジョブ介護│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 6位
- doda(デューダ)│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 7位
- リクナビNEXT│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 8位
- ミラクス介護│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 9位
- MC-介護のお仕事│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 10位
- PTOTキャリアナビ│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 11位
- コメディカルドットコム│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 12位
- PT-OT-ST.NET│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 13位
- GUPPY(グッピー)│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 14位
- レバウェルリハビリ│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 15位
- ハクビ介護│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 16位
- 理学療法士・PTが転職サイトに登録するメリット
- 理学療法士・PTが転職サイトに登録するデメリット
- 理学療法士・PTが転職活動を効率よく進めるコツ
- 理学療法士・PTの転職に関するよくある質問
- 転職サイトを活用して理学療法士・PTのキャリア選択肢を広げよう
理学療法士・PTおすすめ転職サイト比較【総合ランキング】
マイナビコメディカル│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 1位
人材業界大手のマイナビが運営している、医療系職種専門の転職サイトです。
キャリアアドバイザーの質に関しても申し分なく、長年培ってきたノウハウを元にアドバイスをしてくれます。
転職成功事例や転職支援情報などのコンテンツも豊富で、情報収集にも適しています。目立った弱点がないので、とりあえずどこかに登録しておきたいという方にはオススメです。
PTOTSTワーカー│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 2位
PTOTSTワーカーは、リハビリ職業界最大規模の求人数を誇る転職サービスです。
このサービス経由でしか紹介されていない非公開求人が多く、好待遇の求人を多く紹介しています。
利用者満足度も4年連続ナンバーワンに選ばれており、信頼できる転職サポートが人気です。
全国に支社があり、各地方の求人も多く紹介しているので、求人探しに困っているリハビリ職の方は絶対に登録しておくべき転職サービスです。
PTOT人材バンク│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 3位
PT・OT・STのみに特化した転職エージェントは珍しく、かつこの3職種だけにも関わらず6,000件近い求人が掲載されています。
口コミを見ても、やはり専門特化しているからかコンサルタントの質が高いという評価が多くみられました。
ちなみに運営会社のエス・エム・エスキャリアは医療・介護系の人材事業に特化しており、親会社は東証一部上場企業ということもあり信頼度も高いといえるでしょう。
ジョブメドレー│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 4位
『医療・介護福祉・歯科の総合求人No.1サイト』をうたっているだけあり、総求人数は約20万と圧倒的。
エリアも都市部だけでなく地方までカバーできています。
もちろん転職エージェント機能もあるので、求人探しから入社までを手厚くフォローしてくれます。
また入社祝い金制度もあり、求人によって異なるようですが、高いもので25,000円もの祝い金が支給されるケースもありました。
メドフィット│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 5位
医療・介護系の職種に特化したメドフィットは、理学療法士の求人が3,000件近く掲載されています。
その求人数の多さはさることながら、お友達紹介キャンペーンを行っているのも魅力。
友達を紹介すると、あなたと友達の双方に2,000円分(現在は期間限定で4,000円分)の商品券がそれぞれプレゼントされます。
クリックジョブ介護│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 6位
クリックジョブ介護は介護業界の求人を専門に取り扱う転職サイト・エージェントです。
理学療法士の求人も保有しており、クリックジョブ介護だけの専門の求人を保有しています。
医療介護業界に特化している他、正社員求人も多数ありますので転職y条件を最大限生かしたい!という方は登録しておいて損はありません。
専門のコンサルタントによる転職サポートも受けられるので、初めて転職活動をする方でも安心して利用できます。
doda(デューダ)│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 7位
転職サイト・転職エージェントとしては業界最大手ともいえるDODA。
職種問わず掲載されていますが、理学療法士の求人も。求人数自体は100件ほどと少ないですが、非公開求人があることへの期待ができるかもしれません。
コンサルタントの質自体は申し分ないので、たとえ求人が見つからなくとも、キャリアの相談のために登録してもよいかもしれません。
リクナビNEXT│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 8位
DODA同様、大手サイトとはいえ理学療法士の求人は10数件程度とかなり少なめ。
メインで使うサービスとしては厳しい印象です。
しかし転職成功のためのノウハウなどは活用できます。
コラム記事で履歴書や職務経歴書の書き方や面接のマナー、退職時のあれこれなどが解説されているため、こうした点は活用できそうです。
ミラクス介護│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 9位
総求人数は15万件と業界内でもトップクラスですが、理学療法士に絞ると100数十件です。
求人数は少ないですが、お役立ち情報では履歴書の書き方なども紹介しています。
とはいえコンテンツが大手サイトと比べて豊富ではなく、理学療法士よりも介護系職種に寄り添った内容のため、ポイントは低めです。
MC-介護のお仕事│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 10位
介護職に特化しているためか、介護士やヘルパー、ケアマネなどの求人は豊富。
しかし理学療法士を含めたリハビリ関連職は30件程度と少なめです。
とはいえ、転職準備から履歴書の書き方、面接対応、退職手続きまで総合的にお役立ち情報としてノウハウを掲載している点は活用できると思います。
PTOTキャリアナビ│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 11位
PTOTキャリアナビは、リハビリ専門職の求人サイト。理学療法士や作業療法士といった職種を専門としています。
キャリアプランナーがついてくれて、あなたの転職をサポートしてくれます。求人の紹介から、面接対策までサポートしてくれますよ。
面接前に電話で面接のための対策を行います。
業界に精通したアドバイザーがサポートについてくれるので、とても頼りになりますよ。
転職に関する悩みであれば、LINEでも相談できるので、ぜひご利用ください。
コメディカルドットコム│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 12位
コメディカルドットコムは、医療福祉系の転職サイト。医療技術職やリハビリ職、福祉職の求人を扱っています。
保有求人の56%が病院の求人です。
国内最大級の転職サイトで、扱っている法人の数は16,000以上。毎日5,000件以上の求人が更新されて、掲載されます。
スカウト機能もあり、スカウト経由だと内定率は2.3倍という非常に役に立つサービスもあります。
1人で活動していたのでは応募しなかったと思う企業に興味を持つことができ、広い視野をもって仕事を探すことができました。また、面接日程や入社時期の調整をしてもらえたのがよかったです。(出典:自社アンケート)
PT-OT-ST.NET│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 13位
PT-OT-ST.NETは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のためのサイト。理学療法士の求人をメインに扱っています。
保有求人のほとんどが、理学療法士の求人です。
対応エリアは全国なので、地方の方がご利用するのにもおすすめ。
サイト内では、業界に関連するニュースや掲示板もあり、情報収集もしやすい仕組みになっています。
まだ転職を検討中の段階の方で、転職の情報収集をしている方にもおすすめです。求人応募は電話で出来るので、やり取りが楽なのも魅力です。
GUPPY(グッピー)│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 14位
GUPPY(グッピー)は医療・介護・福祉系の求人を取り扱う転職サイト・エージェントです。
理学療法士の求人を取り扱っており、全国各地の求人を検索できます。
細かい条件でも求人を絞り込めるので、転職の際の条件を細かく保有している方におすすめのサービスです。
適性診断も利用できるので、自分の適性を客観的に判断してもらい、転職活動に活かすことが可能です。
スカウト機能もありますので、経験を生かした転職活動を希望している人は、是非利用を検討してみてください。
レバウェルリハビリ│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 15位
レバウェルリハビリは、医療・介護業界の求人をメインに取り扱っている転職サイト・エージェントです。
運営会社はコメディカル領域だけではなく、看護や介護業界のサービスを運営しており、業界内を知り尽くしています。
まだ発足して新しいサービスですので、口コミはありませんが、運営企業の他分野での転職サポート実績が豊富です。
在職中でも転職活動ができるように、専門のコンサルタントによる差ポーチだけではなく、休日・勤務時間外の面談も対応可能です。
ネガティブなことも伝えてくれるので、求人とのマッチング精度が高い事でも知られています。
ハクビ介護│理学療法士・PTおすすめ転職サイト 16位
ハクビ介護は、介護職専門の転職サイト・エージェントです。
運営会社は介護関連職の教育を行うサービスを運営しているので、業界の知識は豊富です。
首都圏の求人のみの紹介となるため、関西で転職活動をしたい人には向かない可能性があります。
取引のある施設は、関係性のある記魚が多いので、質の高い求人に出会うことができるでしょう。
理学療法士・PTが転職サイトに登録するメリット
キャリアアドバイザーにアドバイスをもらえる
エージェントなどのサービスに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが付いてくれます。
アドバイザーはたくさんの理学療法士(PT)の転職を支援し、企業側ともコミュニケーションを取っているため、理学療法士の転職に精通している人ばかり。
あなた自身が見えていなかった観点から、転職についてのアドバイスをもらうことができます。
アドバイスはキャリアについてのことだけでなく、転職活動全般のことをフォローしてもらえます。仕事探し、履歴書や職務経歴書の書き方、面接での受け答え、面接などの日程調整、退職交渉のコツなど。
転職活動では悩む場面も多々あると思いますので、専門家がサポートしてくれるのは心強いでしょう。
たくさんの求人に出会える
サイトにもよりますが、求人が豊富なサイトの場合、理学療法士(PT)の求人だけでも6,000件近くが掲載されていることもあります。
自分で病院の採用情報などを調べるのは限界がありますが、転職サイトを活用することではるかに仕事探しが楽になります。
コラム記事などを転職活動の参考にできる
転職サイトには求人の検索機能だけでなく、転職活動に関する様々なコラムも掲載されています。
例えばこんな記事があります。
- 転職成功者の体験談
- 採用担当者が教える面接のポイント
- 選考に通過しやすい履歴書・職務経歴書の書き方
- 円満退職のポイントとは?
- 職種別 仕事選びで重視するポイント
こうしたお役立ち情報をサイトから得ることで、転職活動を有利に進めていくことができます。
理学療法士・PTが転職サイトに登録するデメリット
転職活動をしていることが勤務先にバレてしまう
転職サイトの中には、企業が登録者の履歴書を読んで、スカウトメールなどを直接送れるものもあります。
あなたの勤め先の担当者があなた自身の登録情報を見てしまう恐れもあり、その場合は転職活動をしている事実がバレてしまいます。
転職活動は基本的に勤務先に内緒で進めていることのほうが多く、これが原因で問題になることも考えられます。
個人情報流出の恐れがある
発生件数自体は多くありませんが、登録した名前や住所を含め、あなたの個人情報が流出する可能性もなくはありません。
過去に業界最大手のリクルートも登録情報の流出事件を起こしたことがあり、確実に流出しないという名言はできません。
第三者の意見が入りやすい
転職エージェントを利用する場合は特に、自分自身で求人を探すのではなくコンサルタントが紹介をしてくれるケースが多くなります。
転職エージェント側は入社が決定して初めて報酬が発生するため、できるだけ入社してもらいたいのが本音。
だからこそ悪い部分をあえて言わなかったり、多少合わなくても紹介してきたりというケースも。
結果的にあまり自分に合っていない職場に入社してしまうことも考えられます。
理学療法士・PTが転職活動を効率よく進めるコツ
理学療法士が転職を効率よく進めるためには、活動方法にコツがあります。
転職エージェントの使い方にもポイントがあるため、確認しましょう。
転職活動はあせらずに進めることが重要です。
条件に合う転職サイト・エージェントを2~3個使用する
理学療法士に特化した転職サイトやエージェントは、2~3を目安に複数利用してください。
求人応募や登録が管理できる範囲で複数のエージェントを活用すると、効率的に転職活動が行えます。
登録の際にほかの転職エージェントからも紹介を受けていることを共有すれば、優先的にサポートが受けられる可能性があります。
非公開求人も効率よく紹介してもらえるので、転職エージェントは複数社の活用がおすすめです。
転職完了までのスケジュールを組んでおく
転職が成功するまでは、最短3ヶ月を目安にスケジュールを組みましょう。
新しい仕事場に入社する時期をゴールに、逆算して転職活動を始めてください。
今の職場で担当している業務がある場合は、仕事の進捗を考えてから転職を決めることをおすすめします。
内定が決まった時点で現職に退職が相談できるように、引き継ぎ資料作成といった具体的な準備も必要です。
求人に求める優先度をつけておく
求人に求める条件には、優先度をつけましょう。
自分はどんなことを転職先に求めるのか、順位をつけて考えてください。
勤務体系や待遇など転職に希望する条件を、紙に書くと分かりやすいです。
譲れない条件を決めると転職活動が進めやすくなるでしょう。
医療機関や施設などどんな職場に勤めたいのかだけでなく、企業の福利厚生もチェックするとミスマッチが起きにくいです。
サービスの評価の高い転職サイト・エージェントを選ぶ
サービスの評価が高い転職サイトやエージェントを活用しましょう。
理学療法士は専門性が高い仕事のため、キャリアアドバイザーが業務を把握していなければ適切なアドバイスが受けられません。
今の仕事で悩んでいる場合も、問題を理解できるアドバイザーでなければ、転職のサポートが難しいでしょう。
サービスの評価に関しては、公式サイトに記載されていることが多いです。
実際の利用者の感想をチェックし、転職実績が豊富な転職サービスを活用してください
理学療法士・PTの転職に関するよくある質問
理学療法士(PT)の転職に関するよくある質問は、以下の通りです。
- 未経験からでも理学療法士へは転職できる?
- 転職回数が多いと転職は厳しいですか?
- いつごろに転職するのがベストなタイミングなのでしょうか?
未経験からでも理学療法士(PT)へは転職できる?
未経験でも資格を取得していれば、転職はできます。
未経験OKの求人もあるので、その情報を参考に応募先を決めましょう。
エージェント経由でも未経験で採用されやすい施設を紹介できるので、エージェントもぜひご利用ください。
転職サイト・エージェントを併用しながら、転職活動を進めれば、内定先もスピーディーに決まりますよ。
転職回数が多いと転職は厳しいですか?
転職回数が多いからといって、厳しいとは限りません。
経験が他社より豊富で、スキルや資格、知識を身に付けておけば、むしろ有利です。
転職回数が多く、転職の前後で特に職務内容が変わらないようであれば、敬遠してしまう施設もあるでしょう。
在籍期間の長い勤務先があれば、「すぐやめてしまうのではないか」という疑念は解消されやすいです。
回数の多い方は、転職先を決まっててから辞めるようにしましょう。
いつごろに転職するのがベストなタイミングなのでしょうか?
転職しやすい時期は、1月か7月です。
多くの方が、ボーナスを支給されてから辞めるからです。
1月か7月に辞めてしまうと、ボーナスが出ないので多くの方は退職しません。
だからこそ、1月か7月は入職すると歓迎されます。
ボーナスが支給されないもしくは少額しか支給されない方は、1月か7月で転職するのがおすすめ。
ボーナスは確保したい方は、それ以外の月で転職しましょう。
1月か7月以外ならそれほどタイミングに、良い・悪いがありません。
理学療法士で他の施設に転職する事はできる?
理学療法士は、以下の施設への転職が考えられます。
- 病院
- 診療所
- 訪問看護ステーション
- 老人ホームやデイケアセンターなどの高齢者施設
- 障害児施設
- 支援学校
- 児童発達支援センター
- 福祉施設
医療や支援の現場で幅広く活躍できるため、転職先は多岐に渡ります。
ただし、施設によって理学療法士が行う支援の範囲が異なるので注意してください。
転職したいけど職場から引き留められたらどうすればいい?
転職先が決まった後に今の職場から引き留められた場合は、応じる必要はありません。
給料や待遇をアップするといった口約束をされても、必ず改善につながるとは限らないため、むやみに信じることは避けましょう。
退職を伝えてからの条件改善は、企業がこれまでの仕事をきちんと評価してこなかったことの裏付けになります。
理学療法士が引き止められて今の仕事を続けても、職場では良いイメージが持たれにくくなります。
「一度辞めようとした人」という印象はぬぐえないので、引き止められて残るメリットは非常に少ないです。
転職サイトを活用して理学療法士・PTのキャリア選択肢を広げよう
求人サイトや転職エージェントは、上手に活用すればキャリアの選択肢が格段に広がります。
今や転職サイトを使わずして転職をする人のほうが少ないほど。ぜひ自分にあったサービスを見つけ、上手に使ってください。
場合によっては、あなた自身も考えていなかったようなキャリアに出会えるかもしれません。