薬剤師の転職を成功させるには「転職エージェント」が何より役立ちます。
ですが深く考えずに大手を選び登録さえすれば良いかと言えばそうではないのです。
皆さんが選ぶべきは、薬剤師の転職に特化した頼りになる転職エージェントです。
「テレビCMなどで見かける大手に登録したのに中々仕事が見つからない!」なんてことにならない様に、薬剤師にピッタリな転職エージェントの選び方やおすすめのサイトをご紹介します!
薬剤師おすすめ転職エージェント比較【総合ランキング】
最後に当サイトがおすすめする、安心して登録していただけて頼りになる薬剤師向けの転職エージェントを5つご紹介します。
非公開求人数・サポート内容・コンサルタントの質ともに優秀ですので、この中から選べば安心です!
薬キャリエージェント|薬剤師おすすめ転職エージェント1位
- 常時6万件の求人があり非公開求人も多数
- 最短即日で最大10件の求人紹介が可能
- 医療業界専門のエムスリーグループが運営
コンサルタントの満足度95%(※自社調べ)と利用者からの評判も高い「薬キャリエージェント」は、エムスリーグループが運営している頼りになる転職エージェントです。
非公開求人の数も充分にあり、転職を考える薬剤師さんがまず登録すべきサイトの1つです。
マイナビ薬剤師|薬剤師おすすめ転職エージェント2位
- 約35%が非公開求人
- 保有求人数は約46,000件
- 求人の読み方から丁寧にレクチャー
転職サイトを含め数々のサイトを運営している「マイナビグループ」の、薬剤師向け転職エージェントが「マイナビ薬剤師」です。
利用者の2割は初めての転職を行う方であり、求人票の読み方から丁寧に教えてくれるので安心です。
常時保有している約46,000件(2022年11月現在)の求人の内の3割は非公開求人ですので、質の良い非公開求人に出会える可能性もかなり高いと言えます。
ファーマキャリア|薬剤師おすすめ転職エージェント3位
- オーダーメイド求人で理想が叶う
- 一人のコンサルタントが担当する人数を限定
- コンサルタントの質が高い
転職エージェントなどの人材紹介会社への複数登録をあえて薦めるほどコンサルタントの質の高さに自信を持つ「フォーマキャリア」は、細かなヒアリングを通して最善の求人紹介を行ってくれます。
さらに既存の求人を提案するだけでなく、求職者の希望に合う求人をオーダーメイドで作成してくれます。
これはコンサルタントの交渉力が高いからこそできることであり、他のサイトでは叶わなかった好条件での転職が期待できます。
ファルマスタッフ|薬剤師おすすめ転職エージェント4位
- 薬剤師に選ばれる転職サイトNo.1
- 全国に15の拠点があり相談がしやすい
- 東証一部「日本調剤グループ」の転職支援サービス
転職相談満足度96.5%を誇り、さらには「薬剤師に選ばれる転職サイトNo.1」に輝いてもいるのが「ファルマスタッフ」です。
運営は東証一部の日本調剤グループであり、医療関係企業との繋がりも充分。
公開求人数だけでも50,000件を超えており、求人数の多さを期待している方にもおすすめできる転職エージェントです。
「提供している譲歩への満足度」も86.9%と高く、参考になる情報やアドバイスを伝えてもらえます。
リクナビ薬剤師|薬剤師おすすめ転職エージェント5位
- 毎日30件以上の新着求人が登録されている
- 求人掲載企業の情報を徹底的に調査
- スピーディな対応で最短3日で転職が可能
「リクナビ薬剤師」は知名度も安心感も抜群のリクルートグループの薬剤師転職エージェントです。
求人紹介や職務経歴書の添削、面接対策の質の高さも評判で、初めて転職活動を行う薬剤師の方にも最適です。
登録手続きは1分で完了できて登録翌日には平均5件の求人紹介、最短では3日で転職できるというスピーディな対応も、リクナビ薬剤師の大きな魅力となっています。
薬剤師が転職エージェントを利用するメリット
- コンサルタントの業界知識が深い
- 非公開求人が集まりやすい
- 専門的なアドバイスが受けられる
特化型の転職エージェントは限られた業界・職種に関する求人だけを取り扱うため、総合型の転職エージェントよりもコンサルタントの知識が深く、専門的な会話が可能となります。
そして特化型であることで魅力的な求人も集まりやすくなるのです。
コンサルタントの業界知識が深い
様々な業界・職種を取り扱う総合型転職エージェントでは、キャリアドバイザーやコンサルタントには幅広い分野への対応力が求められます。
その結果どうしても「広く浅い知識」になりがちですが、薬剤師特化型の場合は反対に「薬剤師について狭く深い知識」を持つことになります。
ですから専門的な会話ができるだけでなく業界内の傾向などについても詳しく、聞きたいことに正しく回答してもらうことができます。
非公開求人が集まりやすい
総合型の転職エージェントには、どこの業界を目指すか悩みながら登録する方が多数いらっしゃいます。
そうなると求人を出す側としては、募集条件は満たしていてもそれほど業界に興味の無い方が応募してくる危険も考えてしまいます。
それに対して薬剤師転職エージェントを利用する方は、薬剤師の仕事の経験がある方が多く興味もないのに応募してくることはまず考えられません。
ですから求人を出す側も募集がかけやすく、非公開求人など魅力的な案件が集まりやすいのです。
専門的なアドバイスが受けられる
各業界ごとに求められている人材には傾向があります。
薬剤師転職エージェントでは業界に求められている人材のタイプも理解していますので、評価されやすい履歴書の書き方や好印象を与える面接の受け答えなどのアドバイスを受けることが可能です。
つまりは専門的なアドバイスを受けることで内定率を高めることができるんです。
薬剤師が転職エージェントを利用するデメリット
- 求人数が少ないサイトがある
- 知名度が低く登録のハードルが高い
- 特別なサービスは少ない
この他にも「他の業界への転職が難しい」などもデメリットと言えますが、特化型サイトを選んでおいて他の業界を希望するというのはあまり考えられません。
また上記したデメリットもやり方次第ではデメリットではなくなったり、回避することも可能となります。
求人数が少ないサイトがある
薬剤師転職エージェントであったとしても、どのサイトでも豊富な求人が集まっているわけではありません。
中には抱えている求人がかなり少なかったり、紹介できるエリアが限定されているサイトも存在します。
この様なサイトに登録していては、中々求人紹介も行われずに時間だけが過ぎてしまうことになりかねません。
それを避けるためにはネットなどで情報を調べたり、複数のサイトへの登録をするなどが効果的です。
知名度が低く登録時の安心感が低い
「doda」や「マイナビ」、「リクルート」や「ビズリーチ」などは転職を考えていない方でも名前を知っているほど有名な総合型転職エージェントであり、高い知名度のおかげで安心して利用することができます。
ところが特化型転職エージェントのほとんどは知名度が高くはなく、初めて聞く名前であることも少なくありません。
ですがサイト運営歴や支援実績などのデータを調べれば、信頼できるサイトかどうかの判断ができます。
口コミなども参考になりますので、チェックしてみるのも良いでしょう。
特別なサービスは少ない
大手総合転職エージェントでは、専用アプリを始めとした特別なサービスが用意されていることがあります。
それに対して特化型である薬剤師転職エージェントの場合は、基本的なサービスしか利用できないサイトが大半です。
ですがキャリアカウンセリング・求人紹介・書類添削・面接対策など必要なサービスは用意されている場所がほとんどですので、特に困ることはないはずです。
薬剤師転職エージェントのサポート内容
基本的なサポート内容に関しては、総合型転職エージェントと特化型である薬剤師転職エージェントに大きな違いはありません。
違いとして現れるのは、薬剤師という仕事に対する理解や知識の深さです。
ここからは転職エージェントのことをまだまだよくわからないという方に向けて、薬剤師転職エージェントに登録すればどんなサポートを受けられるのかを解説していきます。
直接面談によるキャリアコンサルタント
登録手続きが終わった後にまず行われるのが、キャリアドバイザーやコンサルタントと呼ばれる転職のプロと対面しての面談です。
これはキャリアカウンセリングなどと呼ばれ、これまでの経歴や手にしている技術・知識に関する情報をまとめるキャリアの棚卸しという作業を行います。
さらに転職先に求める希望条件などを伝え、担当者と相談しながらこれからの方向性を決めていくことになります。
直接面談が基本ですが、サイトによっては遠方に住んでいたり忙しい方に対して、電話やメールを使って面談を行ってくれることもあります。
非公開求人の紹介
転職エージェントの大きな特徴の1つとして「非公開求人の紹介」があります。
非公開求人とは一般公開されていない求人であり、転職サイトの求人検索機能などでは見つけることのできない求人です。
非公開となっているのは「応募が殺到する可能性が高い」や「企業側が公にはしたくない」などの理由によることが多く、好条件な内容であることが多くなっています。
ですから薬剤師の方が好条件の転職先を求める場合にも、転職エージェントの利用をおすすめします。
履歴書・職務経歴書・自己PRの添削
気になった求人への応募の際には、履歴書や職務経歴書が必要になります。
この書類の出来栄えが悪くては書類審査に通過することは難しいのですが、求職者が個人で添削するのは容易ではありません。
ですが薬剤師転職エージェントを利用すれば、プロの目による書類添削を受けることができます。
応募先に併せた形での添削が行われ、採用担当者の目に止まりやすい自己PRの書き方なども教えてもらえます。
面接対策
無事に書類審査を通過できたとしても、面接を無事にクリアすることができなくては内定を受けることはできません。
求職者の多くが面接を苦手としており、ここで躓いてしまう方も少なくは無いようです。
でも薬剤師転職エージェントで面接対策を受ければ、自信を持って面接に臨むことができるようになります。
業界知識豊富なコンサルタントによるアドバイスは、総合型の転職エージェントでの面接対策よりも参考になる可能性も大きく、この面接対策を受けることで内定できる可能性は大幅にアップします。
企業側との面接日程調整
転職エージェントでは企業側との面接日の日程調整も行ってもらえます。
求職者が企業に対して日程の希望を出すのには抵抗があるかも知れませんが、間にコンサルタントが入ってくれることで希望を出しやすくなります。
特に働きながら転職活動を行っている方は、自由に休みを取ることも難しく日程調整にも苦労するはずです。
転職エージェントを利用するのは、仕事をしている方や忙しい方の負担を減らすことにも繋がるのです。
面接後の企業側へのヒアリング
面接後のフォローも転職エージェントではしっかり行ってくれます。
コンサルタントが面接終了後に企業へのヒアリングを行うことによって、求職者の何を評価し、どこに問題点があったのかがわかります。
これによって、もし面接を通過できなかったとしても次に活かすことが可能となるのです。
またヒアリング時にコンサルタントが、企業側に対して求職者のフォローアップをしてくれることもあります。
このフォローアップによって、面接通過の可能性もアップするはずです。
採用条件の交渉
求人に応募する段階では年収などの条件は「ある程度」しか決まっておらず、内定を受けてから最終的な条件が提示されることも少なくはありません。
その際にもし採用条件に不満があったとしても、多くの方は採用されることを重視して諦めてしまうことがほとんどです。
ですが転職エージェントでは、年収や待遇に関する条件交渉も求職者に変わって行ってくれます。
自分に設定されるべき年収を正しく判断することができる方は稀なはずですが、コンサルタントに交渉を変わってもらうことで適正年収と条件での転職が可能となります。
転職後のアフターフォロー
無事に内定を勝ち取ったとしても、転職エージェントのサポートはそこで終了というわけではありません。
現在働いている職場の退職手続きのフォローを行ってくれたり、働きだしてから困ったことが起きた場合の相談を受け付けてくれる転職エージェントも少なくはなく、転職を完了してからも皆さんの強い味方であり続けてくれるのです。
薬剤師の転職エージェントの賢い選び方
薬剤師転職エージェントが転職活動の負担を減らし内定できる可能性を高めてくれる頼りになる存在であることは間違いの無い真実です。
でも各転職エージェントによって持っている求人の数やサービス内容の質には違いがあり、どこを選んでも安心と考えるのは少し危険です。
これからご紹介する「賢い選び方」を参考にして、自分に合った転職エージェントを見つければ転職活動はきっと上手くいきますよ。
非公開求人数で選ぶ
好条件での転職を目指すのであれば、「非公開求人の多いサイト」を選びましょう。
サイトに非公開求人数が表示されていることもありますし、「総求人数の○割は非公開求人」と書かれている場合には、公開求人数や総求人数から計算して出すことも可能です。
公開求人数の多い転職エージェントは非公開の数も多い傾向がありますので、そこから判断しても良いかも知れません。
SNSでの口コミ・評判を探す
ほとんどの方は転職エージェントの公式サイトの情報を参考にして登録先を選んでいるはずです。
ですが当たり前のことですが、悪い情報を公式サイト上で見つけることはできません。
何かを決めるときにはメリットだけでなくデメリットも考慮することが大切です。
そんな情報収集に役に立つのがSNSでの口コミや評判です。
利用した方の生の声には良い情報だけでなく悪い情報も見つかりますが、それらを総合的に判断して登録先を選ぶのがおすすめです。
複数のエージェントを利用して信頼できる担当者を探す
優秀で自分に合った転職エージェントが見つかれば、もうそれで安心かと言えばそうではありません。
皆さんを担当してくれるコンサルタントが人間である以上、そこには相性が存在します。
他の方にとっては素晴らしい人物だとしても、それが皆さんにとっての最高とは限らないということです。
この問題を避けるためには、複数のエージェントへの登録が最良の策です。
複数サイトへの登録は全く問題ありませんので、信頼できる担当が見つかるまでは複数のサイトを利用してみてはいかがでしょうか?
素敵な出会いがあれば、他のサイトの利用を辞めたり休止してしまっても何も問題はありません。
担当コンサルタントが合わない場合は交代してもらう
どうしても使いたい転職エージェントがある場合で、相性の悪いコンサルタントと出会ってしまった場合は我慢する必要は無いです。
それは公式サイトにある相談窓口などを利用して相談することで、担当を変えてもらうことも可能だからです。
ヘルプや「よくある質問」などのコーナーの中に相談方法が書かれていることもあるので、一度チェックしてみてくださいね。